「きぬごしきぬさやきぬかつぎ…きぬはやっぱり遠座が一番！食べ頃16歳の遠座衣です」―…だめ、弱い…。

GRADE　　//　２年　　　　 　SEX　　//　♀　　　　 　BIRTHDAY　　//　3月8日 　HIGH　　//　157cm　　　　 　BLOOD　　//　B型　　　　 　LOVE　　//　ルッスーリア 　LIKE　　//　ルッスーリア先輩≒れなちゃん＞オカロ＞＞｜越えられない壁｜＞＞＞DD 　DISLIKE　　//　オタマジャクシ＞＞＞八分音符＞タピオカ＞＞四分音符＞つぶあん

根暗というわけではないのだが、如何せん典型的な内弁慶。クラスメイトと無難に言葉を交わしている時と、特定の仲良しグループで喋っている時。両者のテンションの差が激しく驚かれるタイプである。天気の話、次の試験範囲の話、今日の昼食の話。の三拍子で大体終わってしまう前者の会話は話相手の記憶にも残り難く、教室内での存在感は今一つ希薄。ある程度慣れてくれば意外と自己主張の強い部分や偏屈な面、一度何かにハマると止まらないマニア気質などの個性が窺えるものの、そこまで踏み込まない場合の印象は茫漠としたものになるだろう。「遠座？…ああ、うちのクラスにいるいる。どんな奴って言われてもあんま話したことないからなあ……見た目はわりと清楚系？」といったところか。そんな埋没ぶりとミスマッチに、将来の夢は大きく出て「アイドル」。遠座自身なかなかに熱心なアイドルオタクであり、チケットを勝ち得て観覧を許されたコンサートでは水を得た魚のようなはしゃぎようが見られる。どうにかして自分も舞台の上できらきら輝く彼女たちのように…という幼少の頃からの夢は揺るぎない。精力的に受けているオーディションでは長年の努力の甲斐あってか書類選考は通過するも、万年二次審査落ちのレッテルをほしいままにしている最中。毎度めげつつ折れることはなく、今日も今日とてボイトレにダンスレッスンに追っかけにと忙しい。この頃はその追っかけの対象として、いわゆるアイドルでない存在が一人加わり、相変わらず学校では地味なりに楽しく青春を謳歌しているようだ。少し長すぎるようにも思える前髪はちょっとしたコンプレックスの表れ。ぱっつんにしていた中学時代、しきりに「オンザまゆげ」と評されたのを気にしているのだとか。