純粋な想いはいつか深淵(プロローグ)へと辿り着く―― 愛する人(ルッスーリア)に全てを捧げた穢れなき少女(イノセントエンジェル)


ほりうち さとこ
堀内 聡子
私、生まれかわったら美丈夫になりたいの。 そして、ルッスーリアくんのために、生きて 死にます。
 GRADE  // 3年      SEX  // ♀      BIRTHDAY  // 12月18日
 HIGH  // 154cm      BLOOD  // O型      LOVE  // ルッスーリア
 LIKE  // ルッスーリアくん、ルッスーリアくんの机、ルッスーリアくんの着た(略)
 DISLIKE  // ルッスーリアくん以外の男性、クジャクを含む鳥類、にがいもの

CHARACTER

品行方正で真面目な優等生。異性や喧騒が苦手で、口下手で人と会話するのが上手ではない所もあるが、眉を下げ控えめに微笑んでいるだけの姿は今時珍しい大和撫子を彷彿させる。嬉しければ頬を染め、悲しければ瞳を潤わせる、良くも悪くも感情豊かな擦れていない高校三年生――というのも、堀内聡子を知らない場合の印象だろう。自信のなさそうなおろおろとした口調の割にオブラートに包まない物言いは遠慮を知らず、容易に相手を苛立たせる事が多い。その癖に本人にはその自覚は全く無いのが性質が悪く、苛立つ相手に対して「なんで私が怒られてるんだろう…。」と被害者面をして狼狽えるのが常。びくびくとよく怯える姿は小動物にも似ているが、目下片思い中のルッスーリアに関する事であれば小動物の様ななりのまま大胆不敵、何処に潜んでいたのかと思わざるをえないアクティブさを発揮する。その行動力はもう“恋する乙女は盲目”という言い回しでフォローが出来るレベルでなく、純愛という名のストーカー。「ルッスーリアくんの為なら何でもできるの。」と公言し、そしてそれが口先だけでなく事実として周りに認識されている程の盲目な重病患者。ルッスーリア本人だけでなくルッスーリアの所持する物やルッスーリアが触れた物ならば平等に全てを愛し、机から体操服から果てはルッスーリアを殴った人の拳にキス出来るくらいには頭の中の何かが間違っている。ここまで偏った愛をルッスーリアに向けていながら、ただ単純に「恥ずかしいんです…。」の理由だけで本人と直接的な関わりを持てた試しは無く、もじもじと照れながら遠くから彼を見つめるのが精一杯だとか、何だか色々とちぐはぐな恋模様である。